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オールドレンズ写真学校 写真展
11月3ー5日 場所は原宿 申込制:定員13名(参加資格有) 詳しくはこちら スタッフとして参加予定です。

2009/03/11

PENTAXのMZ-3をオールドレンズ専用機に仕立てる


MZ-3改造計画・・・やめてくれショッカー
 
今回のテーマはPENTAXが1997年に発売した一眼レフカメラのMZ-3をオールドレンズ専用機に仕立て上げることです。このカメラはオートフォーカス機にしては珍しく、ダイヤル式の操作系を備えています。レトロなデザインとAF機としての新しさが見事に調和し、大ヒットしたペンタックスの名機です。銀河鉄道999のような「ハイテク仕様の機関車」に出会ったような、不思議な魅力を感じてしまいます。  

1 アクセサリーを揃える:マグニファイアーとゼブラ・ストラップ
このカメラにはペンタックスが別売りで販売している純正部品のマグニファイアー(写真の①)をつけることができます。ピント合わせをマニュアルフォーカスで行う場合、マグニファイアーを通してファインダーを覗けば、目的の被写体に対してピントが合っているかどうかを楽に判断することができます。マグニファイアーを使用しない時には、上の写真のように跳ね上げておけば、直接ファインダーを覗くことができます。 ストラップには、ゼブラ模様のJAPANストラップ加賀錦(ユーエヌ UNX-5822)を組み合わせてみました(写真の②)。着物や日本刀などに使われてきた伝統工芸の織紐です。ドイツ製のゼブラデザインのレンズにとても良く似合いそうですね。

2 マウント周りに手を加える
 マニュアルフォーカス(MF)で、スイスイとピントを合わせることができるカメラがほすぃ~。PENTAXのMZ-3でそれを実現してみたいと思います。
①スプリットマイクロスクリーンの装着
 ピントを正確に合わせる必要がある時には、スクリーンマットをスプリットマイクロスクリーン(写真①)に交換した方が有利です。しかし、残念ながらペンタックスMZ-3にはスプリットマイクロスクリーンの純正部品が市販で販売されていません。そこで、マニュアルフォーカス一眼レフの兄弟機MZ-Mに搭載されているものを使いました。このスクリーンへの交換はメーカーのサポート対象外にあたる改造行為ですので、自己責任で行うことになります。交換作業にはスクリーンを傷つけないよう、プラスティック製のピンセットを用いて行います。スクリーンの上端にみえる鍵爪を起こせば、スクリーンは簡単にはずれます。
 
②測距離センサーを機能させて有効活用する M42マウントのレンズを使用する場合には、手でピントリングを回し、目で確認しながらピントを合わせるマニュアルフォーカス(MF)が基本ですが、オートフォーカス(AF)専用カメラに搭載されている測距離センサーを使えれば、ピントの確認はカメラ本体が行ってくれますので大変楽です。MZ-3にオールドレンズをつけて使う場合には、そのままの状態では測距離センサーが機能しません。これを機能させるには、写真②に示すようにアルミホイルとセロハンテープを用いて、マウント面上にある金色の電気接点をマウント面にショートさせる必要があります。さっそく手を加えピントリングを手で回してピントを合わせると・・・「ピピッ」と音がしてファインダー内の合焦ランプが点灯しました。ちなみに、ペンタックスのデジタルカメラでは、このような処置を施さなくても、カメラ側の選択メニューで測距離センサーをオンにできます。


③マウントアダプターの装着
 最後に、M42マウントのレンズをPENTAX機で使用するために、マウントアダプターを装着して出来上がりです。マウントアダプターは有名な宮本製作所のブランドrayqualをチョイスしました。宮本製作所のマウントアダプターは、レンズの絞りピンを押してくれる機構になっていますので、使いやすくおすすめです。
 こうして、ピント合わせをガッチリサポートできるMZ-3ができ上がりました。これにマグニファイアーを装着すれば、ピント合わせが難しいと言われるレンズ(AngenieuxやPlannar・85mmなど)でも、スイスイとシャッターが切れ、実に快適♪です。